仙北市議会 > 2015-06-03 >
06月03日-01号

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  1. 仙北市議会 2015-06-03
    06月03日-01号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    平成27年  6月 定例会                              仙北市告示第89号 平成27年第3回仙北市議会定例会を、平成27年6月3日仙北市役所田沢湖庁舎に招集する。 平成27年5月26日                           秋田県仙北市長 門脇光浩          平成27年第3回仙北市議会定例会会議録議事日程(第1号)                  平成27年6月3日(水曜日)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告    市政報告    教育行政報告    議会動静報告    監査報告第4 報告第4号 繰越明許費の報告について(平成26年度仙北市一般会計)第5 報告第5号 繰越明許費の報告について(平成26年度仙北市下水道事業特別会計)第6 報告第6号 継続費繰越額の使用に関する計画の報告について第7 報告第7号 予算繰越の報告について第8 議案第77号 仙北市景観条例制定について第9 議案第78号 仙北市定年前に退職する意思を有する職員の募集等に関する条例の一部を改正する条例制定について第10 議案第79号 仙北市介護老人保健施設条例の一部を改正する条例制定について第11 議案第80号 仙北市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について第12 議案第81号 仙北市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について第13 議案第82号 平成27年度仙北市一般会計補正予算(第2号)第14 議案第83号 平成27年度仙北市生保内財産特別会計補正予算(第1号)第15 議案第84号 平成27年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)第16 議案第85号 建設機械の取得について---------------------------------------出席議員(19名)      1番 佐藤大成君       2番 高橋 豪君      3番 熊谷一夫君       4番 門脇民夫君      5番 平岡裕子君       6番 田口寿宜君      7番 大石温基君       8番 阿部則比古君      9番 黒沢龍己君      10番 小田嶋 忠君     11番 荒木田俊一君     12番 安藤 武君     13番 小林幸悦君      14番 伊藤邦彦君     15番 真崎寿浩君      16番 八柳良太郎君     17番 高久昭二君      18番 稲田 修君     19番 青柳宗五郎---------------------------------------欠席議員(0名)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長       門脇光浩君     副市長      倉橋典夫君  教育長      熊谷 徹君     病院事業管理者  宮川 信君  代表監査委員   戸澤正隆君     総務部長     藤村好正君  市民福祉部長兼           米澤 実君     観光商工部長   佐藤 強君  福祉事務所長  農林部長     後藤裕文君     建設部長     武藤義彦君  会計管理者    浦山 昇君     教育部長     畠山 靖君                     医療局長兼  企業局長     草なぎ博美君             伊藤 寛君                     医療連携政策監  総務部次長兼             総務部次長兼           運藤良克君              平岡有介君  総務課長               企画政策課長  総務部次長兼             市民福祉部次長兼           加古信夫君              冨岡 明君  危機管理監              市民生活課長  総務部財政課長  戸澤 浩君---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長   三浦清人君     書記       藤岡 純君  書記       堀川貴吉君--------------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) これより平成27年5月26日付をもって招集の平成27年第3回仙北市議会定例会を開会をします。 ただいまの出席議員は19名で会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 広報及び報道関係者の撮影を許可いたします。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。                             (午前10時00分)---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、17番、高久昭二君、18番稲田修君を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 議会運営委員長の報告を求めます。13番、小林幸悦君。 ◆13番(小林幸悦君) おはようございます。 平成27年第3回仙北市議会定例会にあたり、5月27日、仙北市役所田沢湖庁舎第4・5会議室において議会運営委員会を開催いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は7名全員でありました。職務出席として青柳議長、委員外議員として荒木田副議長、また、オブザーバーとして平岡議員、熊谷議員が出席しております。説明のための参与として、門脇市長、倉橋副市長、藤村総務部長運藤総務部次長総務課長、平岡同次長兼企画政策課長戸澤財政課長が出席しております。書記には、議会事務局藤岡補佐を任命し、職務のための出席は三浦議会事務局長であります。 議会運営委員会では、本定例会の会期日程と請願の付託について協議しております。 第3回定例会に当局より提案される案件は、報告関係4件、条例関係5件、予算関係3件、その他1件の計13件であります。 これらの提出案件について市当局より概要説明を受け、慎重に協議した結果、本定例会の会期を本日から6月30日までの28日間と決定いたしました。 会議の日程については、お手元に配付のとおり、会期1日目となる本日は、諸般の報告の後、本定例会に提案される議案上程、説明を行います。 会期2日目から8日目までを休会とし、会期9日目と10日目の6月11日と同月12日の2日間を一般質問とし、質問者は両日とも3人を予定しております。 会期11日目と12日目を休会とし、会期13日目の6月15日には、議案に対する質疑及び委員会付託を行い、本会議終了後に予算常任委員会を開催し、議案第82号平成27年度一般会計補正予算(第2号)に対する質疑を行い、その後に分科会を設置し、各分科会への分担を行います。 会期14日目から27日目までを休会としますが、休会中の6月16日及び17日の2日間で各常任委員会及び各分科会審査を行います。 会期20日目の6月22日には予算常任委員会を再開し、各分科会報告、報告に対する質疑、会派質疑を行い、会期22日目の6月24日に討論、採決を行います。 最終日の6月30日は、開議後、表彰の伝達を行った後に各常任委員会委員長報告委員長報告に対する質疑を行い、各議案に対する討論、採決を行う日程であります。 本定例会の会期は28日間で、うち本会議5日、休会23日となります。休会のうち5日間は、各常任委員会となる日程であります。 請願の付託については、お手元に配付しております請願文書表のとおりであります。 また、市長より、本会期中に全員協議会の開催要請がありました。案件は、市民アンケートの結果及び庁舎整備基本構想についてであります。 そのほか、議長から諮問された3項目と議会報告会での意見要望等の取り扱いを協議いたしました。 1つ目は、庁舎建設特別委員会地方創生特別委員会の設置についてであります。 議長から、庁舎問題と地方創生が喫緊の重要課題として、特化した議論の必要性が提起され、議会運営委員会では二つの特別委員会を設置することを承認しております。この件については、本会議中に会派代表者会議に諮り、最終日に議員提出案にするために、引き続き協議することにしております。 2つ目は、議題外発言についてであります。 議長から、議案質疑における議題外発言の取り扱いについて諮問されました。 議会運営委員会では、会議規則第57条の規定「発言は、すべて簡明にするものとし、議題外にわたり、又はその範囲を超えてはならない」、このことの遵守を改めて確認しております。 3つ目は、常任委員会議会運営委員会の特別職、あるいは市長の出席についてであります。 議長から、予算常任委員会を除く常任委員会審査にあたり、特別職の常時出席、あるいは議会運営委員会への市長の常時出席について協議するよう諮問がありました。 まずは、議会改革推進協議会で協議することにいたしました。 議会報告会での意見要望等についてでありますが、市民からの要望を、配付のとおり所管する常任委員会別に分類しております。この分類を参考にしていただき、各常任委員会での審査終了後、協議会に切りかえて、これらの要望等に対する当局の見解を含め、協議していただくことにしております。 以上、議事運営につきましては、特段の御協力をお願い申し上げまして、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) お諮りをいたします。今期の定例会の会期は、ただいま議会運営委員長報告のとおり本日から6月30日までの28日間としたいと思いますが、これに御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月30日までの28日間と決定をいたしました。 なお、会期中の休会については、ただいま議会運営委員長報告のとおりにすることにも御異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(青柳宗五郎君) 御異議なしと認めます。よって、会期中の休会については、議会運営委員長報告のとおりとすることに決定をいたしました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第3、諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長宮川病院事業管理者戸澤正隆代表監査委員藤村総務部長米澤市民福祉部長福祉事務所長佐藤強観光商工部長後藤農林部長武藤建設部長畠山教育部長浦山会計管理者伊藤医療局長医療連携政策監草なぎ企業局長運藤総務部次長総務課長平岡総務部次長企画政策課長加古総務部次長危機管理監冨岡市民福祉部次長市民生活課長戸澤浩総務部財政課長であります。 以外につきましては、必要に応じ出席を求めることといたします。 会議の書記には、藤岡、堀川の2名を任命いたします。 職務のための出席は、三浦議会事務局長であります。---------------------------------------市政報告 ○議長(青柳宗五郎君) 次に、市政報告に入ります。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) おはようございます。 平成27年第3回仙北市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には御出席を賜り、まことにありがとうございます。 先ほど、大曲仙北広域市町圏組合消防角館消防署の新田理沙さんから、第38回全国消防職員意見発表会で最優秀賞を受賞した「私があなたの後押しをします」の発表をいただきました。このような場面を提供いただいた議長初め市議会の皆様、また、広域消防の皆様に厚く御礼を申し上げます。 議場での発表でインターネット中継に乗り、多くの皆様にごらんをいただけたことと思います。大変すばらしい発表でした。また、すばらしいアイデアだったと思います。私も万が一のときは、活用をさせていただこうと思います。重ねて皆様に御礼を申し上げます。 平成27年第3回仙北市議会定例会の開会にあたり、主要事項について御報告を申し上げます。 初めに、カラ吹き源泉事故調査委員会についてであります。 カラ吹き源泉事故調査委員会の1回目の会議が5月19日に開催をされました。委員は6人で、委員長には林信太郎秋田大学教授、副委員長には野上健治東京工業大学教授が就任をしました。会議では、これまでの経過等の報告があったほか、野上副委員長から3月末と4月上旬に実施をした現地調査の報告がありました。 委員会では、この後、集湯槽、分湯槽及び引湯管エア抜き現状調査等を委託することとし、その結果を受けて次回委員会を開催することにしております。今後、二、三回の委員会を開き、8月中に報告書が提出される予定と聞いております。 次に、秋田駒ヶ岳山開きについてであります。 6月1日、八合目登山口において、登山者の安全を祈願する神事が行われました。当日の記念登山では、雫石町から61人、仙北市側から96人が参加し、山頂での両市町恒例の交歓会を行いました。 また、昨年の滑落事故や御嶽山噴火を踏まえ、新たな取り組みを行って山開きを迎えました。滑落事故再発防止のために、危険箇所の案内表示や登山道、雪渓等への道標を設置しました。火山対策では、県警との連携を高めると同時に、市ホームページ秋田駒ヶ岳火山活動情報を掲載し、登山届けのメール受付窓口を設けました。また、火山防災対策としてのヘルメット装備を行い、アルパこまくさに20個、八合目休憩所に30個、阿弥陀池避難小屋に50個を装備済みであります。横手美入野岳友会から申し出をいただいた24個については、市の50個と合わせ阿弥陀池避難小屋へ設置をしました。阿弥陀池避難小屋には合計で74個の装備となります。 引き続き秋田駒ヶ岳の火山活動に留意するとともに、避難小屋の屋根補強については、県に働きかけを続けたいと思います。 次に、高齢者叙勲の受章者についてであります。 元西木村議会議員佐藤善太郎氏が地方自治功労で旭日単光章を受章されました。 この度の受章は、永年にわたる職務の精励や功績・功労が認められたものであります。市民の皆様とともに御労苦に感謝をし、心からお祝いを申し上げます。 次に、一般会計補正予算についてであります。 補正額は1億4,634万7,000円で、これに既定予算を加えると、補正後の額は185億8,426万4,000円となります。 主な事業は、ふるさと納税ふるさと便事業費ふるさと仙北応援基金積立金認可保育園等法人化推進事業費道路改良事業費などであります。また、地方債補正が1件あります。よろしく御審議をお願いします。 なお、平成26年度の一般会計決算見込み及び市税関係については、5月31日の出納閉鎖後の最終確認等が必要なことから、本日は報告できる状況にはありません。本定例会の常任委員会にて報告を行いますので、御理解をどうかよろしくお願い申し上げます。 それでは、各部局等の主要事項並びに諸般の状況について報告をいたします。 総務部であります。 総合教育会議の開催についてであります。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が、4月1日より施行されております。これを受けて5月28日、新設の仙北市総合教育会議を開催しました。 この会議は、教育の政治的中立性、継続性・安定性を確保しつつ、地方教育行政における責任体制の明確化、迅速な危機管理体制の構築、市長と教育委員会との連携の強化を図るため設置するものであります。 会議では、総合教育会議の運営や大綱の策定方針を協議したほか、スポーツ振興担当部署の市長部局への移転、児童生徒数の今後の推移等から、子供たちの学習環境の充実を図る手法として、学校統合議論にも踏み込む姿勢の確認、また、さらなる英語教育の必要性など、広範な協議を行いました。 今後も教育に関する課題等について、しっかりと連携し議論を行いたいと思います。 仙北市空き家情報バンクの利用状況についてであります。 新年度になり、新たに8軒の空き家登録がありました。現在ホームページに掲載されている物件は合計16物件で、うち2件が交渉中となっております。問い合わせ等もふえ、職員が同行した物件の内覧は、休日対応を含め5回に上っています。これらの結果、県内から4人家族の移住が決まりました。この家族は農地の利用希望もあったことから、地元の方々などに相談をしてきましたが、農地の利用についてもめどがつき、9月からの移住が決まったとのことであります。 地方創生先行型交付金事業の進捗についてであります。 まち・ひと・しごと創生法で努力目標とされた「地方版総合戦略」の策定については、策定に必要な調査等を委託するため、5月15日に4事業者からのプロポーザル提案を受け、最も適切な事業者を選定し6月1日に契約を締結、具体的な策定作業が始まりました。 また、市内のアパートに住む新婚世帯を対象に家賃の助成を行い、定住・流入を図る定住対策新婚世帯家賃助成事業については、市ホームページへの掲載や地域センター、各出張所の窓口にチラシを置き、PRをしております。現在は、1件の助成金交付が決定をしております。 地方創生特区に関するシンポジウムの開催についてであります。 政令による指定が秋ごろに予定をされる中、来る7月19日に特区に関する情報提供を目的としたシンポジウムを開催したいと考えております。 国や県からの協力もいただき、専門家、著名人を招聘しての講演、パネルディスカッションなどを行い、地方創生特区の可能性や制度に関する知識を深めていただく機会にしたいと考えております。 開催経費については、本定例会に補正予算として提案している部分もあります。議会終了から開催までの日数が少ないことから、市民の皆様への周知等について、どうか御理解をよろしくお願い申し上げます。 玉川ダム湖総合開発株式会社定時株主総会についてであります。 玉川ダム湖総合開発株式会社は、国が発注するダム周辺環境整備事業受託事業者として、また、ダム建設に伴う玉川地区移転者の就労先としての役割を担うことを目的に、平成元年10月に設立され、市が発行済み株式総数の50.3%を所有する第三セクターの会社であります。 市に次ぐ47.3%の株式を所有する玉川ダム移転者会の方々や会社関係者からは、会社発足から25年が経過し、多くの移転者世帯で世代交代が進んでいることや、国の委託事業が随意契約から競争入札に改められることなど、時代が変化している中で会社設立当初の目的については、既に一定の役割を果たしたのではないかとの御意見をいただいております。 これを受け、6月1日に開催された定時株主総会において、協議事項として今後の会社のあり方について意見交換した結果、会社の解散を視野に入れ、諸課題について検討を進めていくことにしました。 市有地の売り払いについてであります。 田沢湖畔春山地区に昨年オープンをした「グリーンヒルズ田沢湖」を運営している「マーケットミル株式会社代表取締役は千葉薫氏であります。と仙北市の間で、昨年11月に同施設の敷地である市有地の土地賃貸借契約を締結しております。 さきに、当該貸付地並び隣接市有地について、「マーケットミル株式会社」から買い取り希望の申し出がありました。同施設は田沢湖畔の誘客や活性化に寄与する施設であり、市有地の有効活用という観点からも売却する方向で相手方と話し合いを進めております。 なお、本事案は売買予定価格、また、面積等によっては議決事項になると想定されますので、議案提出の際は御審議方よろしくお願い申し上げます。 火災の発生についてであります。 5月14日、木曜日であります。午前3時ごろ、角館町薗田板井村地内で住宅火災が発生し、木造一部2階建192平方メートルが全焼しました。外に設置をしていた地下水をくみ上げるポンプ周辺から火が出ているのに気が付き、家族から通報があったと報告を受けておりますが、原因は調査中であります。 なお、この火災によるけが人等はおりません。 改めて、各関係機関との連携を図りながら、火災予防の啓蒙に努めてまいります。 市民福祉部であります。 国民健康保険事業についてであります。 国民健康保険事業については、平成23年に策定をした「仙北市国民健康保険事業運営安定化計画」に基づき、財政の健全化を進めております。 国保税については、資産割を所得割へ移行する賦課方式への変更を平成25年度から段階的に実施してきましたが、3年目となる平成27年度は、資産割を廃止して応能割を所得割に一本化し、課税方式を3方式といたします。 国保税の税率改正にあたっては、市内の経済状況や米価下落の影響による課税所得の減少を考慮しながら、加入者の税負担の増加を招かないよう、現時点の試算では1人当たりの課税額が平成26年度と、ほぼ同額となるよう配慮したいと思っております。 なお、税率の改正案については、5月27日、仙北市国民健康保険運営協議会で承認をいただきました。この承認に基づき、国民健康保険税条例の一部を改正する条例を本定例会に提案しておりますので、御審議をよろしくお願い申し上げます。 子ども・子育て支援事業計画に基づく取り組みについてであります。 今年度から子ども・子育て支援新制度が本格的にスタートをし、これにあわせ策定した平成27年度から5年間にわたる子ども・子育て支援事業計画に基づき、子ども・子育て支援に関するさまざまな分野の施策を総合的・一体的に進めていきます。 また、今年度から「だしのこ園」「神代こども園」が認定子ども園としてスタートをしましたが、今後は「にこにこ保育園」「ひのきない保育園」について認定子ども園への移行を予定しています。県から2年間のサポートを受け、就学前児童に対する質の高い教育と保育を一体的に提供できる施設となるよう準備を進めたいと思います。 市立保育園等の法人化についてであります。 市立保育園・幼稚園・認定こども園の法人化については、4月から市民福祉部子育て推進課内に法人化準備室を設置し、準備に着手をしております。まずは法人化の受け皿となる社会福祉法人の設立に向け、5月20日に第1回社会福祉法人設立準備委員会を開催しました。今後、数回の準備委員会を経て、10月には正式に法人として認可を受け、立ち上がる予定となっております。 その後は法人が中心となり、来年4月からの認定こども園「だしのこ園」と「神代こども園」の法人化に向け、保育教諭を中心とした法人職員の採用など、さまざまな準備作業を行う予定であります。 今後も市と法人が緊密に連携をし、法人運営への移行がスムーズに行われるよう、十分に配慮していきたいと考えております。 観光商工部であります。 プレミアム付き商品券発行についてであります。 市内の消費喚起や家計支援と地域商工業者の利用促進、また、低所得者・子育て世帯の支援を行うため、仙北市プレミアム付き商品券を発行します。この商品券は、国の地域活性化地域住民生活等緊急支援交付金、消費喚起・生活支援型であります。を活用し、市からの補助金等を財源に、仙北市商工会が事業主体となって実施をします。一般分は1セット1万円で1万2,000円分の商品が購入できます。 また、非課税世帯子育て世帯は、優遇措置として1セット5,000円で1万2,000円分の商品が購入できます。両方に該当しても、どちらか1セットのみの交付になります。発行部数は一般分・非課税世帯支援分・子育て支援分を合わせて2万3,400セットを計画しております。 発券は一般分が7月11日、非課税世帯支援分・子育て支援分は6月27日に先行販売の予定で、平成28年1月10日までの使用期間としたいと思います。 農林部であります。 平成26年産米価下落対策についてであります。 26年産米価下落については、国の収入減少影響緩和対策、ナラシ対策であります。により、主食用水稲の減収分に対して、加入した235経営体へ約1億5,000万円を5月末に交付済みであります。また、26年産米に限り、ナラシ対策未加入者へも交付される「円滑化対策交付金」については、6月末をめどに、10アールあたり約8,600円を交付予定と伺っております。 このほか、27年産水稲うるち品種を対象とした種子助成「水稲種子購入緊急支援対策事業」は、生産者が仙北市地域農業再生協議会メンバーの認定方針作成者等、JAや主食集荷業者であります。から購入した種子11万6,024.5キログラムについて、1,083万7,014円を助成しております。 なお、種子の購入内訳は、「あきたこまち」が10万3,179キログラムで種子全体の89%、「ゆめおばこ」は9,536.5キログラムで8.2%等でありました。 株式会社秋田仙北夢牧場の肥育牛、黒毛和種の出荷についてであります。 秋田県・JA等関係団体と連携し、畜産振興と高付加価値農業への転換を目的に誘致をした大規模肥育牛団地「株式会社秋田仙北夢牧場」は、これまでは肥育牛、交雑種、F1であります。が、昨年6月から12月まで毎月約30頭ペースで秋田市及び横浜市へ出荷されておりました。 交雑種の出荷と平行し、あきた総合家畜市場から導入してきた黒毛和種の飼育も順調に進み、出荷が可能となったことから、去る5月26日、当初計画より1カ月前倒しして、「秋田牛」初出荷セレモニーを行いました。 今後は、毎月30頭程度の定量出荷が見込まれます。また、新規需要米の受入供給先として新たな運営段階を迎えることになります。素牛価格や濃厚飼料の高騰など、予断を許さない経営状況が続くと思いますけれども、地域での耕畜連携とあわせ、畜産振興の拠点として大いに期待をしています。 農村整備事業についてであります。 生産基盤の整備のため、市内各地で事業実施に向け準備を進めております。 西木町潟野十二峠地区の基盤整備は、県営事業として今年度から2カ年の工事を予定しております。今年度分については既に入札が終了し、市内業者2社が落札、約13ヘクタールを2工区に分けて実施予定であります。工期は今年12月下旬までとなっております。 このほか、生保内南地区、神代地区の計画については、国・県の助成を得ながら実施に向けた計画策定を行っております。 また、農業の多面的機能の維持・発揮のための地域活動や営農活動に対して支援をする「多面的機能支払制度」では、昨年、市内49組織が活動をしていますが、今年度は桧木内地域の2組織が新たに取り組むこととなり、合わせて51組織が地域活動を予定しております。本定例会に関係経費を計上しましたので、御審議をよろしくお願い申し上げます。 薬用作物産地確立支援事業についてであります。 市は、これまで稲作偏重型農業からの転換を目指し、農地集約化や大規模畜産団地の誘致、園芸作物の導入など、さまざまな農業政策を展開してきましたが、依然として山間農地の荒廃や平場での遊休化に歯どめがかからない現状であります。 そうした中、昨年から取り組んでいる大手生薬会社と連携をした薬草栽培は、栽培面積に下限がないことから高齢者でも容易に栽培が可能で、昨年の実績からも条件を満たす成果物は契約単価で買い取ってもらえる等、農家の経営安定に有効策となり得る手応えがあります。 去る4月22日には、仙北市薬草生産組合の佐々木英政会長から農水省に申請をしていた平成27年度産地活性化総合対策事業の「薬用作物産地確立支援事業」が採択され、今後の取り組みに対する一層の弾みになると期待をしております。 また、本年度から新規事業として「ちょれい」キノコの一種で「猪の糞」を意味するそうであります。。当市にも自生しているそうであります。この栽培に着手をし、市内5個人・1農業法人で合わせて80アールに4,800本の原木ホダ木圃場を開設しました。出荷には3年の歳月を要しますが、育成期間も支援を続け、栽培技術の向上とあわせ産地形成を図りたいと考えております。 建設部であります。 地域高規格道路についてであります。 先月29日、国道46号「地域高規格道路」田沢湖・協和間整備期成同盟会総会、地域高規格道路大曲・鷹巣道路整備促進期成同盟会総会を開催しました。 国道46号の期成同盟会総会では、高速自動車道に対応したアクセス道路の整備として、刺巻地区の整備改良や第2仙岩トンネルの整備を含む道路改良について、推進・事業実施事項として確認をしました。なお、来年度からは本期成同盟会を拡大し、秋田市・盛岡市・滝沢市・雫石町にも加入をいただくことにしました。秋田・岩手両県の県都を結ぶ最重要路線としての位置づけを明確にし、目標の実現に向け活動を加速します。その前段として雫石町との連携事業を今年度中に開催する予定であります。 大曲鷹巣道路の期成同盟会総会では、地域高規格道路整備の促進や狭隘箇所の早期解消について、推進事項として確認をしました。平成27年3月には県幹線道路検討委員会において、仙北・北秋田両市境の大覚野峠を含む14.3キロメートル区間を最優先整備区間に決定をいただくことができました。 今後は両同盟会とも関係する自治体と力を合わせ、県議会や国会議員の皆様への要望活動、市民フォーラムなどを開催したいと思います。議会の皆様の特段の御理解を、どうかよろしくお願い申し上げます。 医療局であります。 平成26年度決算見込みについてであります。 2つの市立病院の平成26年度の決算状況は、地方公営企業法の改正で公営企業会計基準が大幅に見直しがされ、所定経費引当金、賞与引当金、法定福利費引当金、退職給付引当金、貸倒引当金を新たに計上するため、特別損失の過年度損益修正損として計上したことから、当年度は大幅な純損失となっております。 市立田沢湖病院では、外来患者数の合計が3万321人で前年度比26人の減少、入院患者数については前年度比327人減少の1万6,704人となっております。 このことから、事業収益は入院及び外来患者数の減少に伴い、医業収益が減少したこととあわせ、地方公営企業会計の制度見直しで、特別損失3億864万円、純損失で4億1,453万3,000円を計上する見込みとなっております。 市立角館総合病院についても、会計制度の見直しで当年度の純損失は17億1,632万7,000円の赤字を見込んでいます。経常損失は6,824万8,000円で、前年度と比較し912万円の減益となりました。これは事業収益が入院収益の増で増加をし、また、事業費用の材料費や経費は減少したものの、一方で医師の増員及び管理者給与の負担、派遣職員直接雇用による職員給与費の増、消費税増税に伴う雑損失が増加したことによる減益と分析をしております。 患者の動態は、入院延患者数が7万6,822人、外来延患者数が14万2,139人と、前年度比で入院患者・外来患者ともに減少となっています。 医療局は、当年度から一般会計からの一定の支援で、事業費用と累積欠損金の解消に向け取り組んでいる現状であります。結果的に907万7,000円の純利益となっております。 平成27年度の診療体制についてであります。 田沢湖病院では、本年2人の看護師を採用し看護体制の充実を図るほか、秋田大学や県立脳血管研究センターなど医療機関から非常勤医師の派遣をいただき、良質で継続的な医療を提供します。また、引き続き、医療局とともに医師・看護師等の医療スタッフの充実を目指し、積極的な経営改善に努めます。 角館総合病院は、平成26年度と同様の常勤医師22人体制ですが、不足する診療科は秋田大学や岩手医科大学などから非常勤医師の派遣をいただき、診療体制の確保を図りました。 なお、本定例会には、医師用修学資金貸付金に伴う「平成27年度病院事業会計補正予算」を上程しております。御審議をよろしくお願い申し上げます。 市立角館総合病院改築事業についてであります。 市立角館総合病院改築事業の工事進捗状況は、本体工事については3月23日に安全祈願祭を行い、現在は基礎の掘削工事を進めております。5月末の進捗率は6%となっております。外構工事は45%の進捗状況であります。 現場内及び現場周辺の安全対策に十分注意をし、早期完成を目指して工事を推進いたします。 以上、主要事項並びに諸般の報告を申し上げました。本定例会に提案をしている案件は報告関係4件、条例関係5件、予算関係3件、その他1件の計13件であります。 慎重審議の上、全議案について御可決を賜りますようお願い申し上げ、市政報告といたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 市長の市政報告を終わります。 11時5分まで暫時休憩します。                             (午前10時54分)--------------------------------------- ○議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時05分)---------------------------------------教育行政報告 ○議長(青柳宗五郎君) 次に、教育委員会教育行政報告に入ります。熊谷教育長
    ◎教育長(熊谷徹君) おはようございます。 平成27年第3回仙北市議会定例会の開会にあたり、主な事項について、御報告をさせていただきます。 教育総務課であります。 角館小学校スクールバスの事故について。 5月18日、午前7時26分ごろ、角館町西長野の国道46号線で、株式会社花葉館に業務委託している角館小学校のスクールバスが、停車位置をオーバランしたため後退したところ、後方で停止していた乗用車に接触するという事故が発生いたしました。バスに乗っていた児童10人と運転手の男性及び相手方の乗用車を運転していた男性、秋田市に、けがはありませんでした。 花葉館では事故発生後、警察等関係機関へ速やかに連絡するとともに、乗車中の児童の保護者へ事故の報告と謝罪をしております。 また、安全確保と信頼回復のため、当分の間、運転手のほかに職員を乗車させ、2人体制での運行を実施しております。 教育委員会といたしましても、交通法規の遵守と交通事故防止、危機管理を徹底させ、今後も、スクールバスを安心して利用いただけるよう細心の注意喚起をするとともに、他の業務委託等につきましても、定期的な打ち合せや協議を行うなど、管理、監督責任を果たしてまいります。 教育指導課であります。 全県中学校春季大会の主な結果について。 平成27年度全県中学校春季大会が県内各地で開催され、市内中学校の選手は、冬場に鍛えた練習の成果を遺憾なく発揮して大活躍いたしました。 大仙市の太田球場で行われた全県春季野球大会では、5月17日に決勝が行われ、角館中学校が横手南中学校に7対0で勝利して全県初優勝を成し遂げました。 また、5月16日に美郷総合体育館リリオスで行われた卓球競技の女子団体戦で、角館中学校が見事全県3位に輝きました。 同じ卓球競技で5月17日には、神代中学校3年の鈴木隆星さんが、男子個人シングルス決勝で、秋田東中学校の選手を3対0で破り、見事全県優勝を果たしております。同じく女子シングルスで、角館中学校3年の大和田凜さんが、全県3位を獲得いたしました。 6月19日から21日にかけて開催される大曲仙北中学校総合体育大会での健闘をお祈りいたします。 生涯学習課であります。 花いっぱい運動推進事業について。 5月31日に国道105号線沿いで、にしきのフラワーロード一斉植栽を行いました。この日は、花々にとっては恵みの雨となり、西明寺中学校生徒を初め約300人以上の市民が参加し、片側4.6キロメートル、総延長9.2キロメートルであります。の花壇に、マリーゴールド5万9,000本余りを植え付けました。夏から秋にかけてドライバーの目を大いに楽しませてくれることと期待しております。 当日は、西木庁舎駐車場において、市内5業者の出店による「花の市」も開催いたしました。この催しは、昨年度から行っているもので、花の苗の販売や寄せ植え教室を行い、好評を得ております。 また、この推進事業の一環として、市内各集落や団体、小・中学校、認定こども園、保育園へ、マリーゴールドの苗を配付する予定で、62団体から3万9,000本余りの申し込みをいただいております。市を挙げて、市民が花に親しみ、明るく住みよいまちづくりができるよう、事業の推進を図ってまいります。 市民会館であります。 自衛隊音楽隊コンサートについて。 6月13日の午後2時から、市民会館の自主事業として、仙北市自衛隊父兄会並びに秋田地方協力本部の御協力をいただき、陸上自衛隊東北方面音楽隊のコンサートを開催いたします。 自衛隊音楽隊のコンサートは、演奏レベルが高く、文化向上に資するところも大きいことから、市民の皆さんからも大変人気の高いコンサートとなっております。力強い響きと繊細な音色の演奏を心ゆくまで御鑑賞いただきたいと思います。 なお、入場は無料ですが入場券が必要となります。入場券は、田沢湖図書館及び田沢湖、角館、西木の各地域センターで配布しておりますので、お早めにお申し込みいただきたいと思います。 次に、学習資料館・イベント交流館であります。 「塩野米松聞き書きに学ぶ」展について。 新潮社記念文学館では、6月20日から8月23日まで、仙北市市制10周年記念事業・「塩野米松 聞き書きに学ぶ」展を開催いたします。角館町出身の塩野氏は、全国各地の職人等の聞き書きを行い、伝統文化や技術の記録を精力的に行っております。 また、10年間にわたり、地元角館中学校の生徒に聞き書きの指導を行い、生徒が行った角館に暮らす職業人等を対象にした聞き書きが10冊の文集にまとめられております。今年度は、神代中学校がこの聞き書きに取り組んでおります。 この度の展示では、これら聞き書きの指導による文集も含め、塩野氏の作品や取材手帳、作品に登場する民芸品や写真など、バラエティに富んだ資料を御紹介いたします。市内外の多くの皆様にごらんいただきたいと思います。 スポーツ振興課であります。 チャレンジデー2015について。 5月27日に、住民総参加型スポーツイベント「チャレンジデー2015」が開催されました。桧木内川河川公園での開会セレモニーに引き続いて行われた仙北市民交流グラウンドゴルフ大会では、190人以上の皆さんがエントリーし、ナイスショットやホールインワンなどに、歓声を響き渡らせながら交流を深めました。 今年は、角館町歩こう会の御協力をいただき、スポーツ推進委員とともに、落合球場周辺において、ラジオ体操や早朝のウォーキングなどが行われました。さらに、田沢湖歩こう会の皆さんからは、生保内川いやしの渓流の散策を実施していただきました。 また、仙北市合同武術太極拳交流会が角館武道館で開催され、約70人の皆さんが参加いたしました。各地の総合型スポーツクラブでは、卓球などの各種メニューを、各公民館ではラジオ体操の実施など、市民の皆さんに心地よい汗を流していただきました。 今回で5度目の参加となりましたが、参加率51.1%で神奈川県松田町の49.1%を上回り、2年連続で対戦相手に勝利することができました。しかしながら、目標の55%と金メダル獲得は果たせなかったことから、来年度は、さらなる参加票の回収方法の工夫に取り組みたいと考えております。 なお、交流を記念して、対戦した松田町の町旗を掲揚してお互いの健闘をたたえながら、今後もチャレンジデーを継続し、運動不足の方をお誘いして、健康増進を図る機運を盛り上げてまいりたいと思います。 角館町平福記念美術館であります。 「平野庄司作品展」について。 6月27日から8月23日まで「平野庄司作品展~美しい切り絵の世界~」を開催いたします。平野氏は能代市出身で、藤里町在住中に切り絵と出会い、病と闘いながら多くの作品を制作されました。作品には、秋田の自然やそこに暮らす人々の営みが、四季折々に移り変わる農村風景とともに数多く描かれています。平野氏の心温まる作品を心ゆくまで御堪能いただきたいと思います。 また、6月21日まで「美術館コレクション展」と題して、佐竹義躬、西宮禮和など、仙北市出身画家の作品を中心に、様々なジャンルの作品20点を展示しております。常設展示の「平福穂庵・百穂展」と一緒に、じっくりと御鑑賞いただければと思います。 以上、教育行政に関する報告を申し上げましたが、本定例会に提案しております教育関係議案につきまして、慎重審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、教育行政報告とさせていただきます。 ○議長(青柳宗五郎君) 教育長の教育行政報告を終わります。 議会動静報告並びに監査報告については、別に配付のとおりであります。--------------------------------------- △報告第4号~報告第7号の報告 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第4、報告第4号 繰越明許費の報告についてから日程第7、報告第7号 予算繰越の報告についてまでの報告を行います。 報告第4号 繰越明許費の報告について、藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) おはようございます。 では、報告第4号を行います。 議案綴りの3ページをごらんいただきたいと思います。 報告第4号 繰越明許費の報告について。 平成26年度仙北市一般会計において繰越明許費に係る歳出予算の経費を、別紙繰越明許費繰越計算書のとおり翌年度に繰り越したので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。 計算書につきましては、4ページと5ページにございます。ごらんいただきたいと思います。 今回の繰越明許は、全部で25事業となっております。繰越額の合計は4億3,225万6,000円でございます。このうち、国の緊急経済対策に係る地方創生先行型事業が10事業、繰越額が5,417万3,000円、また、消費喚起生活支援型が2事業、繰越額で7,771万5,000円となっております。このほかの事業でございますけれども、用地取得や家屋移転等の移転補償、また、関係機関等の協議のおくれによるもので繰り越すものでございます。 以上で、一般会計に係る繰越明許の報告を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 報告第5号 繰越明許費の報告について、武藤建設部長。 ◎建設部長(武藤義彦君) おはようございます。 報告第5号 繰越明許費の報告について、御説明申し上げます。 議案綴りの6ページをお開き願います。 平成26年度仙北市下水道事業特別会計において、繰越明許費に係る歳出予算の経費を別紙繰越明許費繰越計算書のとおり翌年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。 次のページをお開き願います。 2款1項公共下水道事業費、繰越額1億400万円でございます。これは田沢湖浄化センターの再構築工事委託でございまして、予想以上の早期の降雪などにより、外構工事や水処理施設工事作業が計画工程よりおくれたことにより繰り越したものでございます。 工期は7月31日としておりましたが、現在の工事進捗率は96%で、6月下旬には完成予定でございます。 次に、2款1項公共下水道事業費繰越額147万7,000円でございます。これは流域下水道大曲処理区の負担金でございまして、年度内完成が困難となったもので、工期は12月となっており、現在の工事進捗率は51%でございます。 以上、説明を終わります。よろしく御審議をお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 報告第6号 継続費繰越額の使用に関する計画の報告について及び報告第7号 予算繰越の報告について、伊藤医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(伊藤寛君) 議案綴りの8ページをごらんいただきたいと思います。 報告第6号 継続費繰越額の使用に関する計画の報告について。 平成26年度仙北市病院事業会計において、建設改良費に係る継続費を別紙継続費繰越計算書のとおり翌年度に繰り越したので、地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき報告するものでございます。 次のページ、継続費繰越計算書をごらんいただきたいと思います。 2款市立角館総合病院資本的支出1項建設改良費、事業名は市立角館総合病院建設事業費です。継続費の総額が76億7,324万3,000円で、平成26年度予算計上額が35億865万4,000円で、内訳は、本体及び外構工事費と設計管理費であります。前年度からの繰越額が2億9,297万5,000円で、内訳は、土地購入費、物件移転補償費、実施設計費でありまして、合わせまして予算現額が38億162万9,000円となっております。支払義務発生額につきましては3億5,794万2,204円で、土地購入費、物件移転補償費、実施設計費、それと平成26年度外構工事の分の実績額でございます。差し引き残額が34億4,368万6,796円で、右に記載しております財源とともに繰り越すものでございます。 なお、工事の進捗状況につきましては、先ほど市長の市政報告で申し上げましたとおり、5月末で本体工事は6%、外構工事は45%の状況でございます。早期完成に向けて鋭意努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。 以上で、報告第6号の報告を終わります。よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案綴りの10ページをごらんいただきたいと思います。 報告第7号 予算繰越の報告について。 平成26年度仙北市病院事業会計において、建設改良費に係る予算を別紙予算繰越計算書のとおり翌年度に繰り越したので、地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき報告するものです。 次のページ、予算繰越計算書をごらんいただきたいと思います。 2款市立角館総合病院資本的支出1項建設改良費、事業名は市立角館総合病院建設事業費(建設改良工事費)でございます。予算計上額が535万3,000円で、支払義務発生額が379万40円で、この内訳は、建築確認手数料及び上水の布設工事負担金でございます。 翌年度繰越額として127万1,000円を繰り越ししたものでございます。 内容としましては、建設工事に伴う系統連携、発電機などの設備審査手数料並びに高圧電力引き込み負担金でございます。 なお、不用額につきましては、建築確認手数料及び上水布設工事負担金の精算によるものでございます。 以上で、報告第7号の報告を終わります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 以上で、日程第4、報告第4号 繰越明許費の報告についてから日程第7、報告第7号 予算繰越の報告についてまでの報告を終わります。--------------------------------------- △議案第77号~議案第85号の上程、説明 ○議長(青柳宗五郎君) 日程第8、議案第77号 仙北市景観条例制定についてから日程第16、議案第85号 建設機械の取得についてまでの各案を一括して議題といたします。 それぞれの提案理由の説明を求めます。 議案第77号 仙北市景観条例制定について、武藤建設部長。 ◎建設部長(武藤義彦君) 議案第77号について、提案理由を御説明申し上げます。 議案綴りの12ページをお開き願います。 仙北市景観条例制定について。 仙北市景観条例を次のとおり制定するものでございます。 具体的な内容につきましては、次のページ以降に記載してございますが、お手元に「仙北市景観計画」と説明資料を配付してございますので、あわせてごらんいただきたいと思います。 初めに、条例制定の経緯でございますが、平成16年6月に国の景観法が制定されました。これを受けまして、仙北市は平成21年度に景観行政団体となり、景観法に基づく景観計画及び景観条例を作成することとなりました。 景観計画の策定にあたっては、弘前大学の北原教授を委員長とした仙北市景観計画策定委員会を中心に検討を進め、去る3月26日には仙北市都市計画審議会に仙北市景観計画を諮問し、原案を承認していただいたところでございます。 次に、条例の制定目的でございますが、この条例は景観法の規定に基づき景観計画の策定、行為の規則、その他の手続きについて必要な事項を定め、市民と協働のもと、仙北市らしい景観を守り、育てることを目的に制定するものでございます。 なお、この条例は、既存の仙北市景観保存条例と仙北市歴史的景観条例を継承しつつ、景観法や景観計画への移行に伴う重複する部分の削除及び景観法の諸制度を追加する形で制定することとし、この条例の施行をもって既存の二つの条例は廃止いたします。 次に、条例の主な内容でございますけれども、仙北市の良好な景観づくりのため、届け出の対象となる行為を定め、景観法に基づく届出制度による規制・誘導を進めることが大きな柱となってございます。 届出制度の概要につきましては、お配りしております説明資料に届出対象行為と届出制度の流れをまとめてございますので、御参照願いたいと思います。 なお、この条例は6カ月の周知期間を設けまして、平成28年1月1日から施行するものとしております。 以上、御審議をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第78号 仙北市定年前に退職する意思を有する職員の募集等に関する条例の一部を改正する条例制定について、藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) 議案第78号の提案理由を御説明いたします。 議案綴りの27ページをごらんください。 議案第78号 仙北市定年前に退職する意思を有する職員の募集等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 次の28ページをごらんください。 今回の条例改正は、国家公務員退職手当法が改正されたことに伴うものでございまして、そのうち、今回、市では早期退職希望者に関する字句の訂正ということでございます。改正条文としましては第5条、第6条、第9条が改正されるものでございますけれども、いずれも字句の整理によるものでございまして、制度そのものの改正はございません。 これで提案理由の説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第79号 仙北市介護老人保健施設条例の一部を改正する条例制定について及び議案第80号 仙北市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、米澤市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(米澤実君) よろしくお願いいたします。 それでは、議案第79号につきまして提案理由等を御説明いたします。 議案綴りの29ページをごらんください。 議案第79号 仙北市介護老人保健施設条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市介護老人保健施設条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 提出年月日は、平成27年6月3日でございます。 提案理由について御説明申し上げます。 現在、にしき園が施設利用者から徴収している料金のうち、入所及び通所などの介護サービス提供にかかわる基本報酬部分について、現行の本市条例に国が定める基準に従う規定となっておりますが、それ以外の居住費や食費等の日常生活費用については、本条例別表に費用額が規定されているところでございます。 この日常生活費用額につきましては、介護保険関係法令により、その基準金額が定められておりますが、10年ぶりに見直しが行われ、ことし4月から施行されており、条文の整理を行うほか所要の改正を行う必要があるため提案するものでございます。 改正案につきましては、議案綴りの30ページになります。 第6表に次の2項を加えるもので、初めに2につきましては、前項の定めるもののほか施設サービスを利用した入所者及び通所者から別表に定める利用料金を徴収するとありますとおり、前1項で定める介護サービス提供に係る基本報酬とは別に日常生活費用の利用料金を別表として定めるものでございます。 次に、3項においては、別表の利用料金の減額・減免の規定を設けるものでございます。 次に、別表の改正でございますが、左欄の区分につきましては、上欄から施設における入所者サービスの食費、次に、同サービスにおける特別職食費、通所リハビリテーションの食費、同サービスのおむつ代等の通常必要な費用、居住費または滞在費、洗濯代、文書料となってございます。 右欄の利用料金につきましては、厚生労働大臣が定める基準費用額、または負担限度額としまして特別職食費、通所リハビリテーションにかかわる費用につきましては実費相当とするものでございます。 洗濯代、文書料等につきましては、記載のとおりでございます。 なお、この条例は平成27年7月1日から施行するものでございます。 以上で、提案理由の説明を終わりますので、御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第80号につきまして提案理由等を御説明いたします。 議案綴りの31ページをごらんください。 議案第80号 仙北市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について。 仙北市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 提出年月日は、平成27年6月3日でございます。 初めに、提案までの経緯等について御説明いたします。 国民健康保険事業は、平成23年度に策定いたしました国民健康保険事業運営安定化計画に基づきまして、財政の健全化を進めているところでございます。 財政見通しにつきましては、平成26年度は交付金の大幅な減少によりまして、単年度収支で赤字決算を見込んでおるところでございます。繰入金と繰越金を加えました総合収支では約9,800万円の黒字決算を見込んでおるところでございます。 この度の税率改正は、平成25年度から段階的に実施しております資産割を所得割へ移行する賦課方式の変更に伴うものでございます。平成27年度は移行3年目で、資産割を廃止し、国保税の応能割を所得割に一本化しまして、課税方式を所得割、均等割、平等割の3方式とするものでございます。 応能割を所得割に一本化するためには、資産割の減税分を所得割に求めるところが基本となりますが、昨年の米価下落による農業所得の落ち込みや損益通算によります兼業農家の給与所得の減少等の影響を考慮いたしまして、均等割と平等割を若干引き上げ、所得割にかかわる負担が大きい中間所得層の負担緩和を図るものでございます。 一方、低所得者層では、均等割、平等割は増額となりますが、全世帯の60%に影響する資産割廃止によります減額と昨年に引き続き実施されます低所得者への均等・平等割の5割軽減、2割軽減の対象世帯の拡充によりまして、軽減対象世帯が全体の55%から67%に増加することに伴いまして、低所得者層の世帯では税額が減少する割合が高くなるものと見込んでございます。 なお、改正案につきましては、5月27日に国民健康保険運営協議会へ諮問し、御承認いただいたところでございます。 改正案につきましては、議案綴りの32ページになりますが、具体的な改正内容につきましては、別途配付してございます議案第80号説明資料、仙北市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の主な内容に基づきまして説明させていただきますので、資料をごらん願います。 国保税の税率改正の主な内容でございますが、条例第3条から第5条の2までは、医療保険分の税率でございます。所得割7.7%を8.9%に1.2ポイントの引き上げでございます。これは資産割廃止に伴うものでございます。均等割は、2万2,000円から2万4,000円に2,000円の増に改正するものでございます。平等割は、2万円から2万3,000円に3,000円の増に改正するものでございます。これに伴いまして特定世帯は平等割の2分の1で1万円から1万1,500円に1,500円の増額、特定継続世帯は、平等割の4分の1の減額で1万5,000円から1万7,250円に2,250円の増額に改正するものでございます。 次に、6条から7条は、後期高齢者支援分の税率改正でございます。所得割を3.4%から3%に0.4ポイントの引き下げ、資産割を廃止するものでございます。 第9条は、介護分の税率改正でございます。資産割を廃止するものでございます。 第21条は、国民健康保険税の減額改正で、国民健康保険税の税率改正に伴いまして7割軽減、5割軽減、2割軽減、それぞれの軽減される額も連動して改正するものでございます。 平成27年度の改正案では、現時点の見込みによりますと、昨年比1人当たり課税額では2,503円の減で、世帯当たりの課税額は4,824円の減となっております。 なお、税率改正等に伴います補正予算につきましては、7月の本算定後の賦課額の確定とあわせまして、9月補正で対応してまいりたいと考えております。 この条例は、公布の日から施行いたしまして、平成27年4月1日から適用するものでございます。 以上で、提案理由の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第81号 仙北市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定についてから議案第83号 平成27年度仙北市生保内財産特別会計補正予算(第1号)まで、藤村総務部長。 ◎総務部長(藤村好正君) 議案第81号の提案理由を説明いたします。 議案綴りの34ページをごらんいただきたいと思います。 議案第81号 仙北市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 次のページをごらんいただきたいと思います。 本条例は、消防団の防災力強化のため、消火活動等の特定職務のみに従事する機能別消防団員の制度を設けるための改正でございます。これまでの消防団員を基本消防団員、この2条のところでございますけれども、基本消防団員として、それ以外に火災や災害発生に対する活動のみに特化する機能別消防団員を制度化するものでございます。 この改正は、平成27年7月1日から施行するものでございまして、機能別消防団員の報酬につきましては、年額6,000円とするものでございます。 以上で、議案第81号の提案理由の説明を終わります。 次に、議案第82号の提案理由を説明いたします。 別紙になっております平成27年度一般・特別会計補正予算綴りの1ページをごらんいただきたいと思います。 議案第82号 平成27年度仙北市一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものです。 第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ1億4,634万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を185億8,426万4,000円とするものでございます。 第2条地方債の補正でございますが、5ページをごらんいただきたいと思います。 第2表地方債補正をごらんください。過疎対策事業費の限度額を1,040万円増額して4億4,710万円とするものでございます。 次に、補正の内容について御説明いたします。 8ページをごらんいただきたいと思います。 初めに、歳入でございます。主な部分について御説明いたします。 歳入の13款2項1目の説明欄でございます。地域公共交通調査事業補助金925万3,000円の減額でございますが、これは仙北市公共交通会議への国からの直接補助になったということで減額するものでございます。 次に、16款1項2目の説明欄、ふるさと仙北応援寄附金3,200万円の追加でございますが、ふるさと納税を5月1日から施行しておりますけれども、その実績に基づいて見込んだものでございます。 次に、9ページでございます。 18款1項1目の説明欄、前年度繰越金1億991万8,000円の追加しておりますが、これは今回の補正財源として予算化したものでございます。 19款5項6目の説明欄、コミュニティ助成金170万円の追加は、宝くじ収益による助成でございます。 20款1項7目の説明欄、過疎対策債1,040万円の追加でございますが、これは先ほどの地方債補正のところでも御説明しましたが、この財源を活用しまして病院事業会計への補助金の財源とするものでございます。 次に、歳出を説明いたします。 10ページをごらんいただきたいと思います。主な部分について御説明いたします。 2款1項1目一般管理費の説明欄、愛・クニマス開催事業費386万7,000円の追加は、昨年の国民文化祭関連事業として好評を得ました愛・クニマスコンサートを本年10月4日の開催予定の市制10周年記念式典に先立ち、上演を計画しているもので、その開催経費となります。 次に、5目財産管理費の説明欄、田沢交流センター運営管理費170万円の追加ですが、これは歳入のところでも御説明しました宝くじ収益の部分でございまして、田沢交流センターの展示用パネルの購入経費でございます。 次、6目企画費の説明欄、一般企画費79万4,000円の追加でございますが、市政報告でもありましたように、7月19日に開催を予定しております地方創生シンポジウムの開催に要する経費でございます。 同じく説明欄、ふるさと納税ふるさと便事業費1,790万6,000円と、その次のふるさと仙北応援基金積立金3,200万円の追加でございますが、これは歳入で述べましたとおり、本年5月から実施しておりますふるさと納税の実績見込みに基づいて計上したものでございます。 それから、9目交通政策費の説明欄、仙北地域公共交通網形成計画策定事業費836万円の減額でございますが、これは歳入でも述べましたとおり、仙北市公共交通会議への国からの補助金が直接補助になったことによる減額でございます。 次のページ、11目諸費の説明欄、集落集会所建設事業費補助金75万8,000円の追加は、角館町の西野川原町内会館、それから中川地区の高屋住民会館の改修事業への補助金でございます。 次に、3款2項3目児童福祉施設費の説明欄、認可保育園等管理費328万6,000円の追加は、白岩小百合保育園の給食室エアコン交換、それから認定こども園の園舎の修繕料でございます。 同じく説明欄、認可保育園等法人化推進事業費5,000万円の追加でございますが、市政報告にもございましたように、法人化の運営母体となります社会福祉法人の基本財産や設立後の運営資金に対する補助でございます。 次、12ページでございます。 4款3項1目病院費の説明欄、病院事業会計補助金1,040万円の追加は、医師等修学資金の財源として病院事業会計に補助するものでございます。 次に、6款2項2目林業振興費の説明欄402万8,000円の追加は、JR田沢湖線に隣接しております刺巻林道の防護さくが経年によりまして腐食しておりまして、その再設置に要する経費でございます。 8款2項2目の説明欄、道路維持補修費400万円の追加は、市道の舗装修繕工事費でございます。 3目の説明欄、道路改良事業費568万1,000円の追加でございますが、市道田沢湖スキー場線のり面の補修工事費でございます。 次のページでございます。 10款1項5目北浦教育文化研究所費の説明欄、情報教育支援員派遣事業費118万1,000円の追加は、市立小・中学校のパソコン学習の補助やホームページ作成等の情報学習支援員を配置する経費でございます。 同じく2項の小学校費の説明欄、複式学習指導員派遣事業費193万4,000円の減額は、中川小学校への派遣を予定しておりましたが、県費の講師が派遣されることになったことによる減額でございます。 次に、14ページでございます。 5項4目文化財保護費の説明欄、金峰神社仁王門修理費補助金200万円の追加でございますが、これは市指定文化財であります仁王門の補修に対する補助でございます。 5目学習資料館及びイベント交流館費の説明欄、角館図書館後援会50周年記念誌出版補助金19万5,000円の追加でございますが、角館図書館後援会への補助金でございます。 それから、10目市民会館費の説明欄、生保内節全国大会実行委員会負担金50万円の追加は、市制10周年及び第30回大会を記念しまして、歴代の優勝者を招待する等の経費に対する増額補助でございます。 それから、6項1目保健体育総務費の説明欄、秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン大会補助金40万円の追加は、参加者の安全確保等のために交通誘導、警備の経費を増額補助するものでございます。 以上で、提案理由の説明を終わります。 次に、議案第83号の提案理由を説明いたします。 17ページをごらんいただきたいと思います。 議案第83号 平成27年度仙北市生保内財産特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものです。 第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ348万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を8,608万5,000円とするものです。 20ページをごらんいただきたいと思います。 歳入は1款2項3目の説明欄、生産物売り払い収入348万5,000円の追加でございまして、分収林の丸太材の売り払い収入でございます。 歳出4款1項1目の説明欄、分収林交付金278万8,000円の追加は、分収林契約に基づきまして丸太材の売り払い代金の8割を生保内北部分収林組合に交付するものでございます。 5款予備備は、財源調整のための補正となっております。 以上で、議案第83号の提案理由の説明を終わります。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第84号 平成27年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)について、伊藤医療局長。 ◎医療局長兼医療連携政策監(伊藤寛君) 議案第84号 平成27年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)について、御説明申し上げます。 別冊になっております補正予算書をごらんいただきたいと思います。 今回の補正は、医師等修学資金貸付金の追加をお願いするものでございます。 内容としましては、平成27年度当初予算において新規貸し付け医師分としまして1名分を予算計上しておりましたが、2名の方より申し込みがありまして、今回1名分の追加をお願いするものでございます。 内容について御説明いたします。 補正予算書の1ページでございます。 第1条でございます。平成27年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。 第2条資本的収入及び支出でございます。平成27年度仙北市病院事業会計予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を、次のとおり補正するものでございます。 収入の部分でございますけれども、第2款市立角館総合病院資本的収入、第4項負担金で1,040万円を追加し、3,444万円とするものでございます。これは一般会計の説明の中でもありましたけれども、病院事業としての一般会計の補助金部分でございます。 同じく支出でございます。 第2款市立角館総合病院資本的支出、第3項修学資金貸付金で1,040万円を追加し、3,444万円とするものでございます。 医師用修学資金で医師1名分の貸付金ということでございます。 次のページ、2ページ目をお開きいただきたいと思います。 補正予算の実施計画でございます。 資本的収入及び支出の部分でございます。 収入は、2款4項1目負担金に一般会計からの負担金1,040万円を計上しております。 支出の方でございます。 2款3項1目修学資金貸付金で1,040万円を追加し、3,444万円とするもので、医師1名分への貸付金の追加をお願いするものでございます。 内訳としましては、入学一時金の限度額として800万円、それと修学資金月額20万円の12カ月分で240万円で、合わせて1,040万円を見込んでおります。 以上で、提案理由の説明を終わります。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 議案第85号 建設機械の取得について、武藤建設部長。 ◎建設部長(武藤義彦君) 議案第85号について、提案理由を御説明申し上げます。 議案綴りの36ページをお開き願います。 議案第85号 建設機械の取得について。 仙北市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、次のとおり建設機械を取得するので、議会の議決を求めるものでございます。 購入する機械の名称及び数量でございますけれども、ロータリー除雪車1.5メートル級1台でございます。 購入価格2,613万6,000円でございます。 購入の相手方、秋田県秋田市新屋豊町14番2号、株式会社KCMJ秋田営業所所長吉田武夫でございます。 なお、このロータリー除雪車の納期につきましては、除雪シーズン前の11月20日としておりまして、配備先につきましては西木地区を予定してございます。 以上、御審議をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳宗五郎君) 以上で、日程第8、議案第77号 仙北市景観条例制定についてから日程第16、議案第85号 建設機械の取得についてまでの各案の提案説明を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(青柳宗五郎君) 以上をもって、本日の日程は全部終了をいたしました。 本日は、これをもって散会いたします。                             (午前11時57分)...